実績紹介
2024-12-08
ため池アクション
一社)ため池みらい研究所
環境人間学部
エコヒューマン地域連携センター
教員プロジェクト
ため池アクション
活動の背景・目的
ため池・農業・農村が抱える課題の解決に向け,地域と協働で取り組む学生向けプログラム(特別フィールドワーク(授業))です。「地域への入口」として位置づけており,授業期間終了後も継続的に学生が地域に関わる関係性を構築することを大切にしています。学生3人チームを組み、地域の方、専門家、ファシリテーターと共に6ヶ月間で1つのテーマに取り組みます。
取り組み概要
2023年度のテーマ ① 国産コットンの生産から地域ブランド創造を考える ② ため池と地域めぐりのフォトスポットデザイン ③若者が関わりやすい、地域農業をデザインしよう! 2024年度のテーマ ①次代に繋げる"ふる里"をつくろう! ②「ワーキングホリデーin広尾東」制度をつくろう! ③みらいの水路プランを提案しよう!
成果・今後の展開
2023年度のアウトプット ①綿花の種から絞った油のマヨネーズ「綿マヨ」の商品開発・PRを実施。クラファンは154%を達成 ②地域の魅力発信に向けたウォーキングマップ・HPの作成 ③ため池などの地域資源に学生や女性が関わる仕組みの提案(事務作業のアウトソーシング)など 2024年度のアウトプット ① 地域の魅力発信に向けたウォーキングマップ・HPの拡充,マップを使ったイベントの実施 ②公民館に泊まれる仕組みの構築・パンフレットおよび地域と学生の「思い出ノート」の作成 ③当該地域のため池が抱える問題構造の整理・問題構造の周知に向けたイベントの実施 これらの活動を通して,8割ほどの学生が継続的に地域に訪れ,サークルの立ち上げなどをおこなっています。今後は,各プロジェクトを継続・ブラッシュアップしていくとともに,新たな地域での実施も検討しています。