「姫路市スキヒメ学生ジャーナル事業」がスタート!

姫路市×地域創造センター

「姫路市スキヒメ学生ジャーナル事業」がスタート!
事業のねらい、大学との連携で期待することとは?

姫路市×地域創造センター「姫路市スキヒメ学生ジャーナル事業」がスタート!
事業のねらい、大学との連携で期待することとは?

(インタビュー:姫路市総合教育監 加藤聡さん)

姫路市と兵庫県立大学が連携し、学生が“市政を伝える側”になる新たな取り組み「姫路市スキヒメ学生ジャーナル事業」が始まりました。
事業の背景とねらいを、本事業のアドバイザーである加藤さんに伺いました。

姫路市の取り組みを学生目線で取材し記事化。市内外に発信する役割を担う。

兵庫県立大学と姫路市は、平成25年に包括連携協定を締結しさまざまな連携活動を進めています。
令和6年度から姫路市と地域創造センターは定期的に意見交換の場を設け、さらなる連携の可能性を探ってきました。意見交換の中で生まれた取り組みのひとつが、令和7年9月より始まった「姫路市スキヒメ学生ジャーナル事業」です。この事業は、大学生のライターが市の取組等に関する記事を作成し、市内外に広く発信する取り組みです。

ライターを募集した結果、兵庫県立大学の学生6名が応募し、9月に「スキヒメ学生ライター」の指名式と事前研修が行われました。現在はライターそれぞれが関心のある事業を選んで、担当部署へのインタビューや現地取材を進めています。完成した記事は随時姫路市の公式noteに掲載されていますのでぜひご覧ください。
(姫路市公式note https://himeji-city.note.jp/m/mb129bf01dd46

市と大学の問題意識が合致し事業が実現。市も学生もWin-Winの取り組みを目指して。

加藤さんは、アナウンサーや教育系NPOで広報担当を務められたのち、令和6年度より姫路市の「総合教育監」に就任。現在は、大学と連携した教育振興や子育て支援、生涯学習などの施策を担当しています。
加藤さんも参加された姫路市と地域創造センターの意見交換の場で、姫路市からは「大学生の視点を市政に活かしたい」思いや「市民に対する情報発信の課題」が共有され、センターからは「学生が市政に深く関わる学びの機会」の必要性を共有しました。双方の意見から、姫路市と学生がWin-Win の関係となる取り組みとして「大学生がライターとなり姫路市の記事を書く」アイデアが生まれ、今回の事業の実現につながりました。

[加藤さん]1年半ほど姫路市で務める中、市の「情報発信」に対して課題を感じていました。姫路市が取り組むさまざまな政策を広報課としては発信したいし、担当課としてももっと届けたいと思っているけれど、自前ではなかなか手が回らない現状があります。そこへ市政に興味を持っている大学生が前向きなモチベーションで取材をして記事を書いてくれたら、とてもありがたいと考えています。また、行政の情報は正確に発信しようとするとどうしても堅苦しい印象を与えてしまいます。大学生が「そういうことか」と自分で理解をした上で記事を書くことによって、広く一般市民に分かりやすいコンテンツになると思っています。

アドバイザーとして学生の活動をサポート。取材の心得も伝授。

加藤さんはこの事業にアドバイザーとして関わられています。広報課の担当者とともに学生ライターの作成記事の添削や、これまでの経験で培われてきた取材に対する心得を学生ライターへ伝えています。

[加藤さん]今回就任した学生ライターの皆さんは、「何かを知りたい、学びたい」という意欲があり、みなさんそれぞれのモチベーションがあって頼もしいなと感じています。せっかく手を挙げてくれた皆さんに参考になる知見を伝えたいと思って、取材の心得を大きく3つ、伝えました。1つ目はリサーチ段階でのファクトチェックの重要性、2つ目は取材で使うインタビューのテクニック、3つ目は読者に届けるための記事編集のポイントです。

学生ライターの記事が市政を知るきっかけになってほしい。学生の成長にも期待。

今年度任命された学生ライターは「子ども」「教育」分野の記事をそれぞれ数本作成します。今年度は試行的に兵庫県立大学の学生を対象にライターを募集しましたが、来年度以降は、取材分野も多方面に展開する予定です。これからさらに発展していく可能性のあるこの事業にどのような期待を寄せているか伺いました。

[加藤さん]姫路市としてはやはり市の取り組みを、学生ライターに知ってもらいたいし、彼らが書いた記事を通してより多くの市民の方や市外の方にも知ってもらいたいと考えています。

ライター個人に対しては何かを得る機会にしてもらいたいですね。「市政を知ること」はもちろん、取材して記事を作り他者にチェックしてもらうという一連のプロセスの中で、情報との向き合い方や分かりやすく正確に伝える方法などの「情報編集の力」は皆さん共通して学んでもらえると思います。

兵庫県立大学との連携のこれから。さまざまな文脈で進めていく。

兵庫県立大学は姫路市と、今回の取り組みに限らずこれからも多様な分野で連携していきます。最後に、加藤さんが兵庫県立大学へ期待することを伺いました。

[加藤さん]姫路市には「大学発まちづくり研究助成事業」という取り組みがあるのですが、兵庫県立大学の先生方に多く手を挙げていただいています。兵庫県立大学にはさまざまな専門分野の先生方がいらっしゃるので、先生方の知見を市政に反映できるよう一緒に取り組んでいきたいですね。今回のスキヒメ学生ジャーナル事業の主役は学生で、研究助成事業や政策のアドバイザーの立ち位置では先生方の知見を活かしていくなど、さまざまな文脈で連携していきたいと考えています。

■関連URL

スキヒメ学生ジャーナル事業 

https://www.city.himeji.lg.jp/shisei/0000031601.html

姫路市公式note スキヒメ学生ジャーナル

https://himeji-city.note.jp/m/mb129bf01dd46