実績紹介

2024-12-08

播磨プランニングラボ

高砂市都市政策課

環境人間学部

エコヒューマン地域連携センター

高砂市

教員プロジェクト

播磨プランニングラボ

活動の背景・目的

自治体都市計画担当課との協働により、フィールドにて主に法定の地区計画と比較可能な空間スケールと計画内容を含めた計画案を学生が構想します。学生が都市を計画することとはどのような意義があり、何がポイントとなるのかを肌で感じることができます。

取り組み概要

当プロジェクトは、2021年度から開始しています。目下の協働の相手先は高砂市役所都市政策課であるため、具体的な計画演習の実施フィールドも高砂市内となります。2021年度は、高砂市内の既成市街地(播磨地域では一般的な旧集落周辺に宅地開発が行われた地区)にて、面的・点的なリノベーションをいかに時代環境に合わせて行うかを検討し、提案を図面化しました。 2022年度は公園を、2023年度は生活道路の計画検討を行いました。2024年度は市街化調整区域の土地利用をテーマにしています。最終発表会は毎年高砂市役所にて行っています。なお、本プロジェクトは、3年後期の「専門ゼミナール」の中で実施しています。

成果・今後の展開

都市計画の研究室として計画演習は大学教育として必須のため、包括連携協定を締結している高砂市とのコラボ型演習は、大学にも高砂市にもWin-Winといえます。学生のプレゼンを市役所で最終的に行うことで、新たな計画提案が市側も可能になると思われます。今後は、市側の負担を軽減しながら、継続的な活動にし、地域の方にもフィードバックできるような意味のある計画演習にしていくことが求められます。

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